トレンチコートです。
メルちゃんおしゃれさんだね~
コートを着せると一気に大人っぽくなりますね。
コンテンツ
型紙
型紙1
型紙2
型紙3
型紙4
型紙5
トレンチコートのベルトは54cm x 5cmを1枚
リボンは26cm x 5cmを1枚
お洋服の制作をして頂きましたら、ページ下部よりコメント頂けるととっても嬉しいです!!
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えりの作成
2枚を縫い合わせる
えりを作っていきます。
中表にして、えりの外側の面に縫い代1cmでミシンを掛けます。
終わったら縫い代をギリギリまでカットします。
ひっくり返して角を立たせてからアイロンをしておきます。
身頃の作成
身頃同士を縫い合わせる
身頃を縫い合わせます。
肩同士を合わせて縫い代1cmでミシンを掛けます。
えりを仮縫い
身頃とえりを仮縫いします。
まず、写真のようにえりを載せます。
5mmぐらいの位置にミシンを掛けます。
見返しの作成・縫い付け
続いて見返しを作ります。
中表にして1cmでミシンを掛けます。
見返しを縫い付けます。
写真のように見返しを載せます。
見返しの周囲に縫い代1cmでミシンを掛けます。
こんな感じになります。
尖っている角を切り落として、L字にくぼんだ箇所は出来るだけ根本ギリギリまで切り込みを入れておきます。
※写真では切ってませんが右側の山になっているような箇所も切り落として下さい。
前身頃の曲線部分も切り落としておきます。
外周にミシンを掛ける
終わったらひっくり返して形を整えます。
続いて表から飾りミシンをかけます。
端から5mmの位置にします。
ちなみにですが専門用語でコバステッチと言うらしいですね。
本ブログはあえて専門用語を使わないようにしています。
え?自分が知らないだけだって?ソンナコトナイヨー
真面目な話をすると本ブログは手芸初心者が来るのを前提にしています。
「多少ミスっても大丈夫」とか言ってる時点でアレですが…
あと難しい漢字(個人的に)はひらがなにしています。
「襟」→「えり」とか「裾」→「すそ」ですかね。
これは謎のこだわりです。
目立つので丁寧にミシンをして下さい。
えりの根本にミシンを掛ける
終わったらえりを引き出して根本3mmの位置にミシンを掛けます。
分かりにくい場合は以下のエントリを参照して下さい。
【Part3】誰でも作れる!パフスリーブワンピース作り方解説
そでを縫い付ける
そでに取り掛かります。
そで口の端から2cmの位置に印を付けます。
先程の印で折り返して、端から1cmの位置にミシンを掛けます。
2cmで折り返して1cmでミシンをすることになります。
身頃にそでを縫い付けていきます。
身頃とそでをまち針で固定します。
縫っていきます。
曲線同士を縫い付けるのでここが最難関ポイントとなります。
コツとしては生地を引っ張って伸ばしながら縫うといい感じに縫えます。
引っ張りすぎると生地が裂けるので注意ですが。
成功するとこうなります。
わき~すそを縫い合わせる
わき~すそを縫い合わせます。
その前に、縫い代の曲線部分に切り込みを入れておきます。
端から1cmの位置にミシンを掛けます。
そでが完成しました。
スカートの作成
見返しを縫う
スカートに取り掛かります。
しっぽ穴の見返しとスカートを中表にしてクリップで留めます。
端から1cmにミシンを掛けます。
その後角を切り落として曲線部分に切り込みを入れます。
角以外の縫い代は切り落としてはいけません。
表に返して、生地の上から端っこ3mmの位置にミシンを掛けます。
端の処理
スカートのすそを1cmで折り返して5mmでミシンを掛けます。
続いてスカートのまえ部分も1cmで折り返して5mmでミシンを掛けます。
ギャザーを寄せる
スカートにギャザーを寄せます。
ミシンのあらさを+1mmにします。
スカートのウエスト部分に端から3mmの位置にミシンを掛けます。
このとき返し縫いはしないで下さい。
ミシンの設定を戻しておきます。
下糸を引っ張ってギャザーを寄せます。
身頃とスカートを縫い合わせる
身頃とスカートをクリップで止めます。
後身頃の中央にチャコペンで印を付けます。
先程の印を目印に、身頃とスカートをギャザーが出来るだけ全体に均等になるようにしてクリップで留めます。
端から1cmでミシンを掛けます。
ギャザーを均等に寄せるように意識して下さい。
難しいんですけどね。
マジックテープを取り付ける
しっぽ穴の部分にマジックテープを縫い付けます。
後ろは誰も見ないので適当で良いです。
ここで、アイロン接着タイプのマジックテープを用意します。
ない場合はどっかで買ってきて下さい。
前身頃はマジックテープで止めるようにします。
メルに服を着せて、どこにマジックテープを接着するか印を付けます。
マジックテープですが、前身頃の上になるほうはオス、下になるほうはメスを接着します。
位置は好みですが私はこんな感じにしました。
写真を取り忘れましたが、えりはスチームアイロンをして形を付けておきます。
前身頃にボタンを付ける
身頃にボタンを取り付けます。
ホントは手縫いが良いのですが面倒だったので文明の利器を使いました。
→アロンアルファだとボタンが取れました。
手縫いでお願いします…
好きな位置にボタンを取り付けて下さい。
ベルトの作成
ベルト本体の作成
ベルトを作ります。
両端を1cmで折り返して3mmでミシンを掛けます。
終わったらアイロンで四つ折りにしておきます。
マジックテープを縫い付けて楽に着脱できるようにしておきます。
リボンの作成・取り付け
リボンを作ります。
26cm x 5cmの布を用意します。
ほつれ止めは不要です。
半分に折って、写真のようにチャコペンで印を付けます。
両端は直角三角形になるようにします。
長辺は縫い代1cmとなるようにします。
写真には載ってないのですが中央に返し口3cmを設けるので、その印も付けておいて下さい。
※リボンの先端が尖ってないほうが好きであれば、両端に1cmのチャコペンを付けてその上にミシンを掛けて下さい。
チャコペンに沿ってミシンを掛けます。
中央に返し口を3cm程度設けて下さい。
縫い終わりました。
不要な縫い代をカットします。
このとき返し口周辺は少しだけ縫い代を残しておきます。
細い棒等を使ってひっくり返します。
返し口は上からミシンをして閉じておきます。
リボンを結びます。
結び方ですが、以下のエントリを参照して下さい。
サテンリボンを使ったリボンの作り方
ほどけないようにアロンアルファで固定します。
まず、リボンの表の赤丸をした箇所の裏にアロンアルファを付けます。
続いてリボンをひっくり返し、赤丸をした箇所の裏に同じくアロンアルファを付けて固定します。
ベルトとリボンをくっつけます。
手縫いでもアロンアルファでも何でも結構です。
私は当然アロンアルファです。
手縫いは汚くなりがちで嫌いですので…
完成!!
完成です!!
なかなかいい出来になったと思います。
胸のアップです。
えりの折り目が弱くなってきたらまたアイロンをしておいて下さい。
なんか形状を保持してくれるスプレーとかあるらしいですね。
プリーツスカートとか作る予定があれば買っておくといい…気がします。
マジックテープで着脱します。
オスの面ですが、見返しに縫い付けるなら表に糸が出ないので手縫いで付けることが出来ます。
私は手縫いしたくないのでサボって熱圧着のマジックテープを使いました。
遠慮なくラクしましょう。
後ろです。
しっぽが出ていて可愛いですね。
起毛素材で作りたかったのですが、ミシンで縫うときにずれまくって出来なかった経緯があります。
押え圧調整タイプのミシンなら縫えるらしいのですが…
それよりもロックミシンが欲しいですね。
余談
2022年1月に作ったトレンチコートの写真が出てきました。なんというか、上達したなぁ…
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