![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_4.jpg)
突然ですが、皆さんメルメルドールってどう扱っていますか?
抱いて寝ていますか?良いですね。
家に飾っていますか?それも良いですね。
ピューロとかに持って出ていますか?素晴らしいですね。
…本エントリでは私が普段メルメルドールを扱う際に気をつけていることを紹介します。
参考になれば幸いです。
目次
保管方法について
紫外線は大敵
普段家に飾っている方は注意して欲しい項目です。
ぬいぐるみに限らないのですが、白い物は日光に当たると紫外線で徐々に退色してしまいます。
メルメルドールの場合だと白い毛並みが徐々に薄黄色にチェンジしていきます。
ブログの写真だと分かりませんが、うちの子も新品と比較すると若干薄黄色になっているのが分かります。
ただし、2015verのような昔のメルメルドールは初めから薄黄色をしています。
私の場合ですが家のすべてのカーテンを遮光率100%のものにし、紫外線に当たらないようにしています。
また、当然ですが直射日光に当たらない場所に置きましょう。
レースカーテン越しの日光も良くないと思います。
私達と同様、メルメルドールも日光は大敵です。
買ってからそのまま袋から出さないのもNG
袋のシワがメルに付いてしまう可能性があるからです。
特にファー生地は一旦変なクセが着いたら戻すのが難しいです。
直すとしたら水で濡らしてドライヤーで整える…とかでしょうか。
毛並みについて
経年劣化
買ったばかりの頃はふわふわでもふもふ、抱きしめると天国に行けそうなぐらいだったと思います。
今皆さんが持っているメルメルドールはどうですか?
オーナーは毎日見ているので変化に気づきにくいですが、触っているうちにフェイクファーが絡んで徐々にぼさぼさになっていきます。
かといってそれを恐れて触らないのはメルたんが可哀想です。
毛並みを戻す方法
毛並みを(新品とは行きませんが結構ふわふわに)復活させる方法が存在します。
それはずばり、ペット用スリッカーブラシを使うことです。
Amazonで「スリッカーブラシ」で検索するとたくさん出てきます。
100円ショップにも置いてありますが目が荒く作業がなかなか進まないのでおすすめしません。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_2.jpg)
これです。
見たことありますでしょうか…?
ブラッシングのコツ
ブラッシングですが、ちょっとコツがあります。
毛並みに沿ってブラッシングするだけではなく、毛並みが逆立つ方向にもブラッシングすることです。
こうすることでふわっふわに戻ります。
きっと感動すると思います。
また、いっぺんにシャーッとブラシを流すのではなくポンポンとタップするようにすると毛が痛みにくいです。
しばらくブラッシングしているとメル毛が取れてくると思います。
捨てるなり保管するなりしましょう。
この方法で一旦はふわふわに戻りますが、しばらく触って遊んでるとすぐ戻ってしまいます。
特に、ブラッシングすると少なからず本体に負荷がかかります。
毛並みはあまり気にしないのが良いと思います。
服を着せる際の注意点
長時間着せたままはNG
あなたのおうちにいるメルメルドールは今、何かお洋服を着ていますか?
着せている方は注意点があります。
まず、服を長時間着用させているとメルメルドール本体に服の跡が付く可能性があります。
また、私の型紙のドロワーズとかスカートのようにウエストゴムが入っているお洋服は特に注意が必要です。
長期間着用させていると必ずゴムの跡が付きます。
確か公式が出していた耳に付ける用のリボンはかなりゴムがきつかったように記憶しております。
で、実際にうちのメインモデルちゃんはウエストにドロワーズのゴムの跡が付いてしまっております(泣
世界一可愛いのには代わりありませんが。
どうすればいいか
せっかく可愛いお洋服を作ったのに、買ったのに、着せてあげないのはもったいないですね。
対策として私はピューロ・ハーモニーに持っていくときだけお洋服を着用させるようにしています。
そして終わったらすぐ脱がせています。
気にしない人は別にいいですが私は可愛いメルメルドールたんと一生一緒にいたいので可能な限り本体へのダメージを抑えるように扱っています。
これは人によりますかね。
話が変わりますが、私はメルにお着替えさせるとき手汗等がついて汚れないよう綿の手袋をしています。
ただ、これは本ブログによく出てくる園児メルちゃん(メインモデル)だけですが。
それだけ大事にしているということです。
普通の人はしてないと思います…というかしなくてもいいです。
洗い方について
表面の汚れを落とす方法
手洗いするのであれば、家庭用洗剤で洗った後に柔軟剤で仕上げるのが王道でしょうか。
面倒なのでそんなことしたことありません。
それに、本体にかかるダメージが大きいような気がします。
そこで使うのが「ぬいぐるみのクリーニング屋さん」という商品です。
これじゃなくても、Amazonで「ぬいぐるみ クリーナー スプレー」と調べたら出てくるやつです。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_1.jpg)
こんなやつです。
私の使い方ですが、メルメルドールに適度に噴射したあとキッチンペーパーでわしわしと撫でています。
汚れと同時に、ある程度匂いも落ちてくれます。
乾くと毛並みがごわごわになっているので前述のスリッカーブラシで撫でています。
ただし、この手法は表面の汚れと匂いしか落ちません。
ぬいぐるみ用クリーナーですが、当然メルメルドール以外にも使えます。
マスコットブローチとか赤カバンミニメルさんにも使うと良いです。
とりあえず買っておくと何かと便利だと思います。
丸洗いする方法
汗とかタバコの匂いとか、内部に染み込んでいる場合はやはり家庭用洗剤で手洗いするのがベストです。
…実際にやったことがないのでやり方とか紹介出来ないのが残念です。
ただ、メルメルドールじゃないぬいぐるみを洗ったことがあるのでその際のやりかたを書いておきます。
①ぬるま湯に洗濯用洗剤を少しだけ溶かす
→少しだけでOKです。
②メルさんを入れてやさしく揉み洗いする
→このとき、長年の汚れが取れてぬるま湯が灰色になるときもあります。
③ぬるま湯が汚れてきたら替えて、汚れが落ちるまで繰り返す
④ぬるま湯ですすぐ
⑤仕上げに柔軟剤を少しだけ溶かしてメルさんをすすぐ
→こうすることで仕上がった際にいい香りがするのと、毛並みがふわふわになります。
⑥洗濯機で5分ぐらい脱水する
→メルさんが可哀想ですが水を吸って居るので洗濯機で脱水したほうがいいです。
このとき、目のパーツにすり傷が付いたら嫌なのでネットに入れると良いです。
⑦陰干しする
→天日干しすると生地が退色してしまうのでNGです。
まさかやる人はいないと思いますが…洗濯機にそのままぶちこんで洗うのは論外ですよ?
自分が裸になって洗濯機に入るのと同じです。
【超重要】絶対にしてほしくないこと
愛着が湧いてきたら要注意
メルメルドールに限らないのですが、絶対にして欲しくないことがあります。
それは、長年の愛着が湧いた状態でメル毛をトリミングしたり、潰れた毛を新品に戻るぐらいに過度にスリッカーブラシでふわふわにすることです。
ここで言う「愛着が湧いた状態」とは、毛が潰れるほどぼさぼさになった状態を指します。
ついさっきスリッカーブラシ使えとか言ってたやん?と言われそうですね。
しかし…これは実体験に基づきます。
やらなきゃよかった…
家にメルメルドールではないぬいぐるみがあり、買った当初ふわふわだったのが愛されすぎて今では毛が完全につぶれてもはやだるまのようになっているものがありました。
で、スリッカーブラシを買いってふわっふわに戻してあげました。
すると何が起こったと思いますか?
「…この子、誰?」
私がこれまで愛していたのはだるまみたいになったぬいぐるみであり、ふわっふわなぬいぐるみではありません。
その子を見るたびに「やらなきゃよかった」…と今でも思います。
戻って欲しい…(泣
そしていつしかその子と遊ぶことが少なくなってしまいました。
メルメルドールであれば、毛がぼさぼさになるまでかわいがった状態で目とか口元の毛をトリミングするのは私的にはNGな行為です。
かなり愛着が湧いた状態であれば、トリミングやブラッシングはせずそのままが良いと思います。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/mellmelldoll_cut_eyecatch-1024x553.jpg)
例えばですが、左の状態で3年ぐらい愛した状態でメル毛をカットして右になったらどう思いますか?
まるで別人になった感が否めないと思います。
手を入れる際は本当に注意して下さい。
余談ですが本ブログの記事で地味に人気があるのはメルメルドールの散髪方法のエントリです。
当然、公式サイトでメルメルドールの散髪方法なんて書くわけありませんからね。
ただしこれはメルメルドールをお迎えした直後にやって下さい。
人間と違ってメルメルドールの毛は永遠に再生しませんからね。
さいごに
長々と書きましたが、一番やって欲しくないのは汚れるのを恐れて飾りっぱなしで遊んであげないことです。
家に飾るだけでおしまいではメルさんが可哀想です。
「最近遊んでくれないなぁ~」って悲しむかもしれません。
一番大切なのはやはりメルメルドールを可愛がってあげることです。
何らかの縁があってあなたのお家にやってきてくれたのですから、存分に愛しましょう。
お洋服を着せてあげるもよし、車に乗せてドライブするもよし、抱いて寝るもよし…
いっぱい可愛がってあげてくださいね。
余談1:ぬいぐるみには心が宿る
お前は何を言ってるんだと思われるかもしれませんが、ぬいぐるみには心が宿っています。
例えばメルメルドールですが、ある日は嬉しそうに、またある日はどこか悲しそうに見えたりしませんか?
…自分だけですかね。
これはアニミズムと呼ばれる現象です。
とあるサイトにはこう記載されています。
アニミズムは幼児の成長過程にも見られます。
典型的なものとして、生命のないもの(玩具や車など)に生命や意思があると考える心理作用のことです。
引用元のリンクはこちら
だから何だ、と言われそうですが少なくとも私はそれに該当します。
「お洋服着せてくれてありがとう!!」みたいな声が聞こえてくるぐらいです。
まぁ、いいです。
余談2:映えるメルメルドールの撮り方
私がメルメルドールの写真を撮る際に気をつけていることを紹介します。
まず、次の写真を見て下さい。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_8.jpg)
両方同じ子です。
どちらが可愛いと思いますか?
メルメルドールを撮影するポイントは4つです。
1)毛並み
2)スカートの形
3)目のハイライト
4)ポーズ
…順に解説していきます。
毛並み
写真を撮影する前にメルさんの顔の毛並みをチェックしましょう。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_10.jpg)
よく見ると毛が逆立っていますね。
それに、目の周りに毛が掛かっていますね。
どこか不機嫌に見えなくもないです。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_11.jpg)
整えてあげるとこうなります。
おめめぱっちりでとても上機嫌に見えますね。
整えると言っても手で下から上に撫でるだけです。
スカートの形
ワンピース等、スカートのあるお洋服を着せている時に注意する項目です。
まず、次の写真を見て下さい。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_13.jpg)
悪くは無い…ですが、スカートがつぶれていますね。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_12.jpg)
スカートをふんわりさせてみました。
こちらのほうが上品に見えます。
他にも、リボンの形とか撮影の際にはお洋服の細部にもこだわってほしいです。
目のハイライト
再掲になりますが、次の写真を見て下さい。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_8.jpg)
なにか気づくことがありますでしょうか?
…よく見ると、左のほうが目に光が入っててキュートですね。
絵を描く人なら知ってると思いますが通称「ハイライト」というやつです。
なかなか室内でこの条件を満たせる場所は少ないと思いますが、ちょっとだけ覚えておいてくれると嬉しいです。
ポージング
メルメルドールはリカちゃん人形とかと違い可動域が非常に狭いので取れるポーズが限られています。
…というかポーズを取ることは不可能です。
できてせいぜい、お座りか壁に沿って頑張って立たせるの2パターンだと思います。
![](https://mellpatterns.info/wp-content/uploads/2023/12/howToCare_15.jpg)
で、立たせて斜めにしたらこんな感じになったりします。
おてんば娘感が出ていますでしょうか。
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