【Part1】誰でも作れる!パフスリーブワンピース作り方解説

はじめに

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いつも本ブログを見て頂きありがとうございます。
ネタ切れと言いつつなんだかんだで更新しております…
今後もよろしくお願いしますm(_ _)m ←極限まで古い顔文字

さて、本ブログ一番人気のエントリはパフスリーブワンピースです。


今回は『誰でも作れる!パフスリーブワンピース作り方解説』と題して作業工程を解説していこうと思います。
ミシンと気合さえあれば誰でも作れる…ような解説を心がけたつもりです。
よろしく(?)お願いします。


生地の裁断

最適な素材について

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早速裁断していきます。
今回使うのは私の大好きな紺色無地の生地です。
この生地で作ったパフスリーブワンピースはある意味、私のトレードマークのような気がしています。
生地が厚すぎるとギャザーを寄せる工程などがしずらくなるし、薄すぎると仕上がりがペラペラになってしまいます。
適度な厚みの生地を選定しましょう。

私がいつも使ってるのはオックス生地というやつです。
厚すぎず薄すぎずでかなり扱いやすいです。
厚すぎるとギャザーを寄せにくかったり折り目がなかなか付けられなかったりするので注意です。
逆に薄すぎてもNGです。
生地が薄い(特に明るい色)と服を着せた際にメルの首毛が透けて見えるのでやはり注意が必要です。

型紙印刷時の注意点

型紙を印刷します。
パソコンがなくてもスマホがあればコンビニでプリントできるようですね。
お好きな方法でプリントアウトして下さい。

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重要な点があります。
型紙の下のほうに定規がついています。
これが、現実の定規と一致することを確認して下さい。
大きかったり小さかったりしたらNGです。
拡大縮小機能を使ってぴったり合うようにして下さい。

柄物生地を扱う際の注意点

柄物を使うとお洋服がより一層可愛くなりますね。
しかし何点か注意事項があります。

前身頃は柄の最も良い箇所を取ってくる

お洋服のうち最も目立つのは前身頃です。
言い換えればアピールポイントでもあります。
買った生地のうち、最も柄が可愛い箇所を使って下さい。
前身頃以外は目立たないので割りと適当にしてたりします。

図案が上下逆になっていないかチェックする

これは体験談なのですが、音符マークが逆になってしまったことがあります。
…まあ音符マークは上下逆になってもいいんですけどね。

スカートは中央の箇所だけ柄の出方を意識する

スカートの中央は前身頃同様に目に付きやすいパーツです。
柄の出方を意識しておいて下さい。

生地の裁断:えり

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型紙を生地に転写します。
今回は以下のエントリでおすすめしている、プラスチック製パターンシートで作成した型紙を使っています。
【便利グッズ紹介】セリア パターンシート

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チャコペンで生地に転写します。
写真で使っているのは時間経過で消えるチャコペンです。
便利なうえ、100円ショップにも売っているらしいのでぜひ探してみて下さい。
おすすめグッズは以下のエントリでたくさん紹介しております。
手芸用品の紹介

ここまではまあ問題ないと思います。

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えりについては計4枚転写しておきます。

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続いて、周囲に縫い代1cmを追加します。
色んなところで何度も言っていますが、本ブログの型紙には縫い代1cmが含まれていません。
どれだけ書いても必ず間違える人がいるので改めて言っておきます。
えり4枚ぶんすべてにこの作業をして下さい。

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えりを裁断します。
縫い代1cmのラインに沿って裁断します。
ちょっといい裁ちばさみを買うと切れ味が良くて感動しますよ~

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4枚分裁断し終わりました。

生地の裁断:そで口

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続いてそで口です。
そで口は4cm x 21cmの布を2枚です。
縫い代が含まれていますので生地に転写したらそのままカットして下さい。

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そで口も2枚裁断します。

生地の裁断:前身頃

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前身頃です。
無地ではなく、柄のある生地の場合は見頃やスカートなどは柄の出方に十分注意して裁断してくださいね~

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チャコペンで転写します。

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前身頃についても、周囲に縫い代1cmを追加して下さい。

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分かりづらいですがこんな感じです。
もっとハッキリ濃く書いたほうが良いですね。

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裁断します。
焦らず落ち着いて作業しましょう。

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終わりました。
前身頃は1枚でOKです。

生地の裁断:後身頃

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後身頃に進みます。
後身頃は左右対称に2枚用意します。
まず1枚転写してから…

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型紙をひっくり返して2枚目を転写します。
柄物の場合は前身頃と同じく完成時の柄の出方を意識して転写します。

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周囲に縫い代1cmを足して下さい。

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2枚準備できました。
布がよれているので後でアイロンします。

生地の裁断:そで

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そでを裁断します。
そでは2枚用意します。

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周囲に縫い代1cmを足します。

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裁断し終わりました。
こちらも折れているのでアイロンしましょうか。

生地の裁断:見返し

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最後に見返しです。
これは要注意なパーツです。

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まず、写真のL字内側部分(バツ印のところ)は縫い代1cmが要らない箇所です。
逆に、その他の箇所は通常通り縫い代を付与して下さい。
この写真でいくと、斜線部分が新たに縫い代1cmを足した箇所です。

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見返しは左右対称に2枚裁断します。

生地の裁断:スカート

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最後にスカートです。
スカートはPDFファイルで型紙が半分だけになっているので注意です。

ここでは「わ裁ち」というやつをします。
「わ裁ち」と書いてある箇所で左右対称に生地に転写します

…Googleで「わ裁ちとは 手芸」とかで検索すると良いです。

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型紙を転写したら、縫い代1cmを足してから裁断します。

生地にアイロンをする

よれたり折れている生地はアイロンしておきます。
また、濃い色の生地はあて布を忘れないようにして下さい。

ほつれ止めをする

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ほつれ止めをします。
ジグザグミシンでもいいですが圧倒的に楽なのはほつれ止め液を使うことです。
手芸店に売ってるので良かったら買ってみて下さい。
塗る際ですが、私は生地をダンボールに引っ掛けてから作業しています。

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塗る量は…多分このぐらいで良いです。適量というやつ?でしょうか。

えりのパーツについては、カーブしている内側の面だけにほつれ止め液をつけて下さい。
その他のパーツはすべての面にほつれ止め液をつけます。

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濃い布は色が変わるので見えやすいですが、見にくい布はつけすぎないように注意して下さい。

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干している様子です。
なんとなく写真を撮りました。



Part2へ続きます。

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