このお洋服、ミシンを一切使わずに作成しております。
針も糸も使っていません。
後ろです。
しっぽが出るようになっています。
使った主な道具です。
この中のうち、主役は裁ほう上手さんです。
使用感は普通の接着剤で、布に散布してアイロンをすると固着するという代物です。
気になった方は以下のリンクを参照して下さい。
ボンド 裁ほう上手
だいぶ前にミシンのいらないシリーズ第一段「ミシンのいらないエプロンドレス」を公開しました。
こちらは作業時にどうしても一箇所針と糸を使う場面が出てきました。
しかし今回は完全に裁ほう上手だけで作っています。
つまり、家にミシンとか針とか糸が無くてもお洋服が作れる!!!!!!
…ということになります。
ホントはミシンと仲良くなって欲しいんですけどね。
楽しいですよ…うふふ…
コンテンツ
型紙
※補足
生地はできるだけ柔らかいものを買って下さい。
お洋服の制作をして頂きましたら、ページ下部よりコメント頂けるととっても嬉しいです!!
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ほつれ止めをする
生地に型紙を転写します。
生地を裁断して全面にほつれ止め液を塗っておきます。
ほつれ止めは必須ではありませんが糸が出るので出来るだけするようにしてください。
※以下、後身頃が2枚ともくっついていますが裁断を忘れていただけなので気にしないで下さい。
しっぽ穴の処理
まずしっぽ側から作業をします。
写真の箇所を1cmで折り返して接着します。
裁ほう上手は薄めに塗って下さい。
メルの服なので強度は不要です。
薄めに塗ってアイロン(中温)を10秒ぐらい当てるとすぐに固化してくっつきます。
これを二箇所に行います。
終わりました。
徐々に慣れて行きましょう。
※しっぽ穴についてですが、何もせず切りっぱなしにしています。
メルに着せた際にしっぽの毛で隠れて見えないためです。
あと作業量を減らす目的もあります。
えりの処理
前身頃のえりに取り掛かります。
2cm程度の間隔で切り込みを入れます。
1cmぶん折り返して圧着します。
終わりました。
表から見るとこうなります。
多少ガタガタしててもメルの毛で隠れて見えないので大丈夫です。
続いて後身頃のえりです。
同じように作業をして下さい。
終わったらえりの下(しっぽ穴の上)を1cmで折り返して圧着しておきます。
現時点でこうなっています。
写真を取り忘れたのですが、この後そで口(4箇所)を1cmで折り返して圧着しておきます。
身頃をくっつける
前身頃と後身頃の肩同士を1cmで圧着します。
コツ?ですが、根本に塗るようにするとアイロンしたときにはみ出さずに圧着出来ると思います。
成功するとこんな感じになります。
もう少しで完成…ではありませんが気合を入れていきましょう。
スカートすその処理
スカートすそに3cm程度の間隔で切り込みを入れます。
1cmで折り返して圧着します。
わき下の処理
わき~すそのV字部分は何もせずそのまま圧着します。
うまく出来ましたでしょうか?
終わったら、一番谷になっている箇所に1cmの切り込みを入れます。
表から見て穴になっていても大丈夫です。
マジックテープの取り付け
最後にマジックテープを取り付けます。
ミシンなんて使いたくないのでアイロン接着タイプのものを使います。
他のよりちょっと高いですが買ってきて下さい。
背中としっぽ穴の下に取り付けます。
装飾する
これで完成…なのですがなんか寂しいのでリボンを付けておきました。
このリボンはこの記事に作り方が書いてあります。
リボンの取り付けは裁ほう上手が使えないので、アロンアルファで大丈夫です。
アロンアルファがなかったら買ってきて下さい。
リボンじゃなくてボタンとかでも可愛いと思います。
完成!!
完成しました。
おすましメルちゃんです。
ミシンのいらないポシェットも作ってあげると豪華になりますね。
後ろです。
しっぽが出るようになっていて可愛いです。
開けるとこうなります。
座らせるとこうなります。
構造上どうしてもすそがくしゃっとなります。
これはミシンを使う通常のAラインワンピースでも同様です。
ミシンのいらないシリーズ第三弾でした。
需要があるか分かりませんが誰かの役に立つことを祈っております。
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