【Part2】誰でも作れる!パフスリーブワンピース作り方解説

Part1の続きです。




えりの縫製

準備

funwari_dress_memo_36.jpg

えりを縫い合わせていきます。

funwari_dress_memo_37.jpg

中表(生地の表が合わさるようにする)にしてクリップで留めます。
無地の生地にも表裏があるものがありますが判別がつかないので私は気にしません。

あと、縫い代1cmのラインが消えかけていたら書き足して下さい。

ミシンを掛ける

funwari_dress_memo_38.jpg

縫っていきます。
縫うときは写真のように、端っこから縫い始めます。

funwari_dress_memo_39.jpg

押さえレバーを降ろし、プーリ(ミシンの右の回るやつ)を回して針を下げたタイミングで一度糸を向こう側に引っ張ると下糸が絡みません。

funwari_dress_memo_40.jpg

ミシンで一番難しいのは曲線縫いです。
低速にして、一針縫うごとに少しずつずらしてカーブさせるようにします。
なれるとすんなり行けるんですけどね…

funwari_dress_memo_41.jpg

縫い代1cmのラインに沿って縫い進めます。
数mmなら前後してずれても大丈夫ですが大きくずれてしまうと明らかに見た目がおかしくなってしまいます。
失敗した場合は作り直したほうがいいです。
特に、本ブログのパフスリーブワンピースにおける可愛いパーツは丸えりと3連ボタンだと思っているので…

funwari_dress_memo_42.jpg

終わり際のカーブも注意して作業します。

funwari_dress_memo_43.jpg

縫い終わりました。
先程「端っこから縫い始める」と言いましたが、写真のようになっているのが正解です。

funwari_dress_memo_44.jpg

縫い始め、縫い終わり両方とも端っこで開始・終了しているのが正解です。
なお、ここでえりをひっくり返すとたいていの場合裏のチャコペンのラインとズレているかとおもいます。
特に問題ないのでそのまま進めて下さい。

funwari_dress_memo_45.jpg

ミシンするラインを図示したものです。

縫い代を切り落とす

funwari_dress_memo_46.jpg

縫い代を切り落とします。
ミシン線ぎりぎりを切り落としますが、間違ってミシン線切らないよう十分に注意して下さい。
2mmぐらい余ってればOKです。

funwari_dress_memo_47.jpg

2枚とも作業をします。

表に返す

funwari_dress_memo_48.jpg

えりをひっくり返します。

funwari_dress_memo_49.jpg

形を整えます。
こんな感じで、丸えり部分が綺麗な曲線になるのがベストです。

アイロンで形を整える

funwari_dress_memo_51.jpg

えりにアイロンをしておきます。

funwari_dress_memo_52.jpg

アイロンを出したついでに、そで口2枚も半分に折り目をつけます。

身頃の縫製

準備

funwari_dress_memo_53.jpg

いよいよ見頃の縫製に取り掛かります。
落ち着いて行きましょう。

funwari_dress_memo_54.jpg

見頃を裏返して(チャコペンをつけたほうが裏)写真のように配置します。

ミシンを掛ける

funwari_dress_memo_55.jpg

型紙に「肩」と書いてある辺を中表にして縫い合わせます。

funwari_dress_memo_56.jpg

2枚重ねて…

funwari_dress_memo_57.jpg

縫い代1cmを意識してミシンを掛けます。
言い忘れましたがこれ以降は布と似た色のミシン糸を使います。

funwari_dress_memo_58.jpg

縫い終わりました。

funwari_dress_memo_59.jpg

両肩部分を縫い合わせるとこうなるはずです。

funwari_dress_memo_60.jpg

縫い代を手で軽く割っておきます。
アイロンはめんどいのでしなくてもいいです。

身頃にえりを縫い付ける

準備

funwari_dress_memo_61.jpg

見頃を表に返して、中央にチャコペンで印をつけます。

funwari_dress_memo_62.jpg

えり2枚のうち、カーブが綺麗に仕上がっているほうを選定します。

funwari_dress_memo_63.jpg

カーブが綺麗なほうを胸元に持ってきます。

funwari_dress_memo_64.jpg

先程のチャコペンに合わせるようにしてえりを中央でぴったりとくっつけます。
縫製時にここに隙間ができると非常に見た目が悪いので最重要ポイントとなります。

funwari_dress_memo_65.jpg

その他の位置にも何個かクリップをつけます。

funwari_dress_memo_66.jpg

えりですが、写真の箇所2cm前後の隙間ができるのが正しいです。
ここで隙間が無い場合は大抵は裁断ミスしています。

funwari_dress_memo_67.jpg

大体2cmならOKです。
内訳は、1cmが縫い代、もう1cmがスナップボタン(マジックテープ)を取り付けるエリアです。

ミシンを掛ける

funwari_dress_memo_68.jpg

それでは縫っていきます。

funwari_dress_memo_69.jpg

今回のミシンはえりと見頃の仮縫いです。
ですので、端から5mm程度の位置にミシンをして下さい。
仮縫いなので後でほどきません。

funwari_dress_memo_70.jpg

間違っても端から1cmにミシンしないように注意…

funwari_dress_memo_71.jpg

えりの胸元に来ました。
ここからはかなり慎重に作業をして下さい。

funwari_dress_memo_72.jpg

えりをぴったりと合わせながらミシンをします。
ここに変な隙間ができたら面倒でもやり直してください。

funwari_dress_memo_73.jpg

縫い代を割っている箇所は、割れた状態でミシンをして下さい。

funwari_dress_memo_74.jpg

終了しました。
綺麗に仕上がっていますね。

funwari_dress_memo_75.jpg

ここにちょっとでも隙間ができると個人的にうーーーーーん、な仕上がりになるんですよね…
隙間ができても許容範囲であれば先に進めて下さい。

funwari_dress_memo_76.jpg

ミシンは端から5mmですが、印を付けるとかはせずに大体の感覚で良いです。
1cm以内ならOKです。

あくまで仮縫いなので汚くてもOKですよ~

見返しを縫い付ける

準備

funwari_dress_memo_78.jpg

見返しを作ります。

funwari_dress_memo_79.jpg

中表にして2枚合わせてから、写真の右端の箇所でミシンを掛けます。

funwari_dress_memo_80.jpg

ずれると仕上がりに影響するので要注意です。(どのパーツもですが…)

funwari_dress_memo_81.jpg

終わったら縫い代を割ります。



Part3へ続きます。

コメント