Part1の続きです。
コンテンツ
えりの縫製
準備
えりを縫い合わせていきます。
中表(生地の表が合わさるようにする)にしてクリップで留めます。
無地の生地にも表裏があるものがありますが判別がつかないので私は気にしません。
あと、縫い代1cmのラインが消えかけていたら書き足して下さい。
ミシンを掛ける
縫っていきます。
縫うときは写真のように、端っこから縫い始めます。
押さえレバーを降ろし、プーリ(ミシンの右の回るやつ)を回して針を下げたタイミングで一度糸を向こう側に引っ張ると下糸が絡みません。
ミシンで一番難しいのは曲線縫いです。
低速にして、一針縫うごとに少しずつずらしてカーブさせるようにします。
なれるとすんなり行けるんですけどね…
縫い代1cmのラインに沿って縫い進めます。
数mmなら前後してずれても大丈夫ですが大きくずれてしまうと明らかに見た目がおかしくなってしまいます。
失敗した場合は作り直したほうがいいです。
特に、本ブログのパフスリーブワンピースにおける可愛いパーツは丸えりと3連ボタンだと思っているので…
終わり際のカーブも注意して作業します。
縫い終わりました。
先程「端っこから縫い始める」と言いましたが、写真のようになっているのが正解です。
縫い始め、縫い終わり両方とも端っこで開始・終了しているのが正解です。
なお、ここでえりをひっくり返すとたいていの場合裏のチャコペンのラインとズレているかとおもいます。
特に問題ないのでそのまま進めて下さい。
ミシンするラインを図示したものです。
縫い代を切り落とす
縫い代を切り落とします。
ミシン線ぎりぎりを切り落としますが、間違ってミシン線を切らないよう十分に注意して下さい。
2mmぐらい余ってればOKです。
2枚とも作業をします。
表に返す
えりをひっくり返します。
形を整えます。
こんな感じで、丸えり部分が綺麗な曲線になるのがベストです。
アイロンで形を整える
えりにアイロンをしておきます。
アイロンを出したついでに、そで口2枚も半分に折り目をつけます。
身頃の縫製
準備
いよいよ見頃の縫製に取り掛かります。
落ち着いて行きましょう。
見頃を裏返して(チャコペンをつけたほうが裏)写真のように配置します。
ミシンを掛ける
型紙に「肩」と書いてある辺を中表にして縫い合わせます。
2枚重ねて…
縫い代1cmを意識してミシンを掛けます。
言い忘れましたがこれ以降は布と似た色のミシン糸を使います。
縫い終わりました。
両肩部分を縫い合わせるとこうなるはずです。
縫い代を手で軽く割っておきます。
アイロンはめんどいのでしなくてもいいです。
身頃にえりを縫い付ける
準備
見頃を表に返して、中央にチャコペンで印をつけます。
えり2枚のうち、カーブが綺麗に仕上がっているほうを選定します。
カーブが綺麗なほうを胸元に持ってきます。
先程のチャコペンに合わせるようにしてえりを中央でぴったりとくっつけます。
縫製時にここに隙間ができると非常に見た目が悪いので最重要ポイントとなります。
その他の位置にも何個かクリップをつけます。
えりですが、写真の箇所に2cm前後の隙間ができるのが正しいです。
ここで隙間が無い場合は大抵は裁断ミスしています。
大体2cmならOKです。
内訳は、1cmが縫い代、もう1cmがスナップボタン(マジックテープ)を取り付けるエリアです。
ミシンを掛ける
それでは縫っていきます。
今回のミシンはえりと見頃の仮縫いです。
ですので、端から5mm程度の位置にミシンをして下さい。
仮縫いなので後でほどきません。
間違っても端から1cmにミシンしないように注意…
えりの胸元に来ました。
ここからはかなり慎重に作業をして下さい。
えりをぴったりと合わせながらミシンをします。
ここに変な隙間ができたら面倒でもやり直してください。
縫い代を割っている箇所は、割れた状態でミシンをして下さい。
終了しました。
綺麗に仕上がっていますね。
ここにちょっとでも隙間ができると個人的にうーーーーーん、な仕上がりになるんですよね…
隙間ができても許容範囲であれば先に進めて下さい。
ミシンは端から5mmですが、印を付けるとかはせずに大体の感覚で良いです。
1cm以内ならOKです。
あくまで仮縫いなので汚くてもOKですよ~
見返しを縫い付ける
準備
見返しを作ります。
中表にして2枚合わせてから、写真の右端の箇所でミシンを掛けます。
ずれると仕上がりに影響するので要注意です。(どのパーツもですが…)
終わったら縫い代を割ります。
Part3へ続きます。
コメント